2013年12月17日火曜日

『驚き』が『当たり前』になる感覚



始めは驚きの連続だった・・・




知的障害者の生活支援員として仕事を始めて4ヶ月が経った・・・
彼らは普通の生活をしていれば特に出会うことのない人達だ

コトバが通じている利用者もいれば
コトバを理解するのに時間のかかる利用者もいる

目の見えない利用者もいれば
どこを見ているのかわからない利用者もいる

急に大声を出す利用者もいれば
急に走り出す利用者もいる


良く言えば『大きな子ども』だが
普通に生活してきた人からしたら『近寄りがたい人達』だろう


ただ、採用面接の時に職員からこう言われた。
『この子達を好きになってください。それが条件です。』


そんなコトバに好感を覚えたのは
この仕事を始めた理由の一つだ







そこにいることが仕事



私の仕事は利用者と一緒にいることだ


作業をするときは手伝うし
上着を着ることさえ困難な人は手伝う


トイレ介助や食事介助もあるし
お昼休みに会話を楽しむこともある


昨日あった出来事を共有することもあるし
朝一番でラジオ体操を一緒にすることさえある


健康の為に一緒に散歩をすることもあれば
原っぱの上でお弁当を食べることもある


歌をみんなで歌うこともあれば
その日の昼食をみんなで調理することもある



この仕事を4ヶ月続けてきて
『仕事が生活の一部』という感覚が当たり前になってきた









始めの『驚き』を思い出す必要がある



この生活・・・
いや、『仕事』に慣れてしまうと注意力が低下してしまう


何度もサイクルを繰り返していくなかで
『大丈夫だろう』という感覚が少しずつ芽生え始めてきている


ここらで一度、気を引き締める必要がある
この仕事を始めた時の『驚き』を思い出す必要がある



初心を忘れず



このコトバは、今の自分にとても合っていると感じた








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