自分自身が世界を狭くしている
一つのコミュニティ
一つの学校
一つに職場
一つの家庭・・・
人は誰しもが何処かに所属している
そして一つの居場所で満足している人が多い
そうやって世界の広さを無意識に限定している
自分のゴールを決めてしまった人には
ゴールの先を見ている人の世界を感じることは出来ない
一つの世界を極めることは大切だ
だが、一つの世界で満足するかどうかは自分で決めることが出来る
一つの世界に所属し続けることは大切なことかもしれない
安定はするし、安心もするし、妥協することだって出来てしまう
長い人生の中で安定はとても大切なことだ
しかし、『成長』という観点で考えてみると
安定の枠から外れて冒険してみることが必要ではないだろうか
キッカケは目の前に転がっている
日常を毎日同じモノとして感じている内は
目の前に転がっているキッカケに気づくことが出来ない
『現状を変えたい』
と少しでも想うときに
目の前のキッカケに気づくことが出来る
目の前の現状に対して妥協することは簡単だ
目の前の環境に対して愚痴を言うことは簡単だ
だが、目の前の現状に対して『これはオカシイ』と感じることは難しい
そう感じてしまうときは、『変化』が求められるからだ
それは『安定』を第一に考えている人にはとても難しく恐いことだ
しかし、
目の前のキッカケに気づくことの出来る人間は
同時に『成長』という鍵も手にしていると私は思う
狭い世界にも広い世界はある!!
私は小さい頃に八王子に移り住んでから
八王子という土地を好きになり、離れたいとは思わなくなった
それは自分の世界を狭めていることになるとは思う
しかし、外国に行ったところで見識が変わらない人もたくさんいる
私は八王子という狭い土地の中でも
高齢者や障害者、児童、外国人など
多くの人が住む土地が好きで、この街を支えたいと思った
そして、私は『障害者支援』という方向を選んだ
障害者人口は八王子の中で見ると高齢者の割合よりもかなり低い
だが、少ないと思える障害者の方々の中にも
通所、訪問、移動支援など多岐にわたる分野で多くの人が彼らを支えている
私は今まで通所という面でしか彼らを見ることは無かった
でも、これからは訪問という面でも彼らを見ていこうと思う
通所という側面では見れなかった彼らの思いを
これからは訪問という側面からも見ていこうと思う
狭い世界の中から
広い世界を見ていく為に
一歩を踏み出してみようと思う
私はたかだか20数年しか生きてきていないので
まだ自分の幅を決めるのは早過ぎる
一歩一歩は小さいかもしれないが
この世界に入ったからには少しでも彼らに近づける存在になりたい